瞑想の効果については様々なことが言われていますが、目的を誤ると危険も多いので注意が必要です。
まずはしっかりと正しい目的、動機をご自身の中で明確にしてください。
特に気をつけなければならないことは
「何かを引き寄せたい」
「ビジョンが見たい」
「解決のためのアイデアが欲しい」
「病気を治したい」
「サイキック能力の開発」
「チャクラを開きたい」
など、何かを求める思いや効果に対する期待を瞑想に持ち込まないでください。
地上には様々な波動が錯綜しています。
人々の限りない欲望、恐れ、憎しみなどの重く、暗い波動で澱んでいることはご想像できることと思います。
特に欲望が念頭にある場合、低い波動(悪想念)と同調し、憑依霊現象が起こる可能性があるため非常に危険です。
精神異常や肉体破壊を招く恐れもありますので、何かおかしなイメージが浮かんできたら、その想念への集中をすぐに解除してください。
イライラや不安、嫌な気配を感じた時もすぐ瞑想を中止してください。
啓示を受けた、閃いた、未来が見えた、等は本人の意識が作り出したイメージであり錯覚です。
瞑想中に『メッセージ』は絶対にないとお伝えしておきます。
啓示は確かにあるのですが、それは瞑想中ではなく、日々の生活の中で直観的に閃いてくるものなのです。
結果に囚われている時は自我瞑想になっています。
自我を手放すのが瞑想の本来の目的ではないでしょうか。